horiezero01

Blog

書評:ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

8 6月 , 2015  


著者:堀江 貴文
17d16e58e836ac529303116b99532005

プロフィールは日本人ならほとんど知っていると思うけど、本を説明するうえで結構重要なので、一応復習的に。

1972年福岡県八女市生まれ。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。

2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で、一気に時代の寵児となる。

しかし2006年1月、33歳のときに、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決を下される。

本の概要

by カエレバ

 

 

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役。介護衛生係としての仕事に励みつつ、メールマガジンなどで情報発信も続け、獄中で40歳の誕生日を迎える。2013年3月27日に仮釈放。本書が刊行される直後の11月10日0時に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって、「ゼロ」からの新たなスタートを切る。

 


掛け算を求める人が多すぎる。
ゼロに何を掛けてもゼロ。ゼロから小さなイチを足していく。

言葉はすごくシンプル。いままでに何回も自叙伝の執筆をお願いされていたが、断っていた著者。仮出所のタイミングで筆をとることに抵抗感はなかったという。むしろこのタイミングで!という意気込みが感じられる。

 

本書全体を通していえること。また、最後の章で語られることですが、「努力」という言葉がホリエモンからは聞いたことがなかった、けど「堀江貴文」になった今ちゃんと「努力」という言葉が使われている。

 

まずもって好きなことを仕事でやっているのに「努力」っておかしくないか?っていうのが前提にある。だけど人一倍努力家、寂しがり屋でもあると初めて認めている(笑)

 

若者のヒーローとして祀り立てられ、結果「大人」の逆鱗に触れて収監されることになってしまった。

でもそれでも氏は、これからも少しづつ「信頼」という小石を積み上げていくんだろうと思う。

とくに気になった記述は、「没頭する(ハマる)ことを探す」→「まず動く」→「積み上げる」これ以外で成功する法則は見つからないと。たしかあのイチローもおんなじような名言を言っていたのを思い出したので、転載しておきます。

1293868227

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

あと、最近堀江氏がまた、本を出版していたので、載せておきます。ホントにいつ寝ているのか不思議だ…

by カエレバ

 


 

著者プロフィール

ナオキTwitter:@danjiki_radio
1979年生まれ。スタンド名は「イエロートラッシュオーケストラ(五月蝿い日本人)」。職業:フリーランス 兼 はやく息子の第一のチン毛を抜いて神棚に飾りたいと願うやさしい2児のパパ。神奈川県川崎市在住。

コメント

comments

,



Comments are closed.